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いつの間にか高度に便利になった現代、大人も子供も「管理」され、日々の生活がパターン化される事が多くなりました。
パターン化されると、やるべき事をいちいち考えなくても済むというメリットがあるのですが、それに慣れてしまうと、「自発的に考える事、感じる事」がおろそかになってしまうのではないかという心配もあります。「今日一日、健康に楽しく過ごす事ができたのは誰のお陰だろう?」と、私たちは考え、感じられているでしょうか。いつの間にか「今、こうやって元気に生きている。」事があたりまえのように感じてはいないでしょうか。今、ここに自分がいられるのは、両親をはじめとする多くの人のお陰なのです。そう考える事ができるようになると、「感謝」の気持ちがわいてきます。しかし、子供の多くは、日ごろは照れくさくて親に感謝の気持ちを口で言いにくいものです。そこで、当校では「誕生日お礼状」を使って、「〜してもらう」ことばかりに慣れてしまった子供達に「育ててくれてありがとう。」といったお礼・感謝の言葉を表現させたいと考え、今年度から提案させて頂いております。 |
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「親としての誕生日カード」 について(上記最下段のカード) |
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ご子息のお誕生日にあたり、「よくぞ元気でここまで育ってくれた」との思い、当校にも十分伝わって参ります。通塾生さんのご家族の思い、「少しでもわが子に良い環境を与えてやりたい」という子を思う親の心。そこで、一歩進んで、ご父母様におかれましても親が子を思う気持ちを言葉で伝えて頂く一つの機会と致しまして、「親としての誕生日カード」をご用意させて頂きました。年に一度親が子に対し「元気で生まれ育ってくれてありがたい」という気持ちをお子供さまに伝えて頂き、その日一日あたたかい気持ちになって頂ければ幸いです。是非ご活用ください。 |
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卒塾生合格お礼状の実施 |
2004年度卒塾生全員に合格お礼状を書いてもらいました。お礼状は、学校の先生・ご父母様の二通です。誕生日お礼状と同様、この機会を利用し、感謝の心の輪を広げようと立案・実施させて頂きました。やはりなかなか学校の先生までお礼状を書く様な世の中ではありません。カードを渡すだけでは…と考え、塾長の目の前で卒塾生全員に書いてもらうことにしました。色々抵抗があるか?危惧しておりましたが、現実は、生徒さんの真剣に悩みながら書く姿に、逆に感動を与えられました。送付された学校の先生・ご父母様方もきっと人生の宝物として、末永く持っていてくださるものと思います。上記カードは誕生日以外でのご利用が可能です。日常の一寸した出来事へのお礼としていつでも使えます。 |
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塾長より在塾生の御父兄様へ |
感謝の心を持つ生徒になって頂きたい。ご子息には心の中にその種があります。あとは呼び水を与えるだけ。カードだけに限らず、塾長の説明会・個人面談・授業・ノート返却時のコメント等、あらゆる場面に於いて「人から“〜もらう”ことはかり考えず、人に心を与えられる人間になること」の重要性を指導しております。学生の心に火を点すのは、「君の能力を困っている人に役立ててくれ!」の一言。人の役に立てた時の至福を子供たちは、ちゃんと気づいています。本当は、人の役に立ちたいのにどうしてよいか分からない、自分に大人ほどの実力も無い。そんな子供たちに、自分の思いを表現する方法を教え、又学生が実力をつけるとはまず勉強することであると教えていくのはやはり大人の重要な義務である、と思います。それが原動力となって勉強に向かう。白分の営利目的だけの勉強には、挫折がつきもの。しかし、人の役に立つために自分を高める勉強に、挫折・受験地獄という言葉は無縁です。後者が、真に強い受験生となる秘訣であり、受験の天王山の時期にもプレッシャーが軽減されます。沢山の合格を手に入れた先輩達は、お礼の言える強い受験生でした。御父母様の大切なお子様に豊かな人生を送って頂く為、受験・勉学時期をうまく利用して頂きたい。当校に勉強指導はお任せ頂くと致しましても、今後ともご家庭のお力をお貸し下さいますよう宜しくお願い申し上げます。学習環境は全国最先端と白負致しております。問題は、本人の心です。塾の仕事が、心を指導する時代へと入って参りました。ご家庭と塾との連係が非常に重要です。ご意見・ご要望等、なんでも結構です。気の付かれた事がありましたら、すぐにご連絡下さい。お待ちしております。 |
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